頻尿の原因 頻尿の改善への豆知識

膀胱(容量)について「おしっこを我慢すると膀胱炎になる」は逆です

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今回は膀胱についてと、膀胱炎など気を付けたいポイントについていくつかお話をしていきたいと思います。

泌尿器全体については『おしっこのメカニズム・膀胱(蓄尿)・尿道(排尿)について』にてお話しています。

膀胱とは

腎臓でおしっこが作られるってことについて『おしっこを作る腎臓の働き「水分不足は慢性腎臓病のリスクあり」』でお話いたしました。

この腎臓で作られたおしっこが、尿管という管を通って膀胱に流れてきます。

膀胱は、おしっこが垂れ流れないように溜めておく袋です。

ちなみに、膀胱は伸び縮みする筋肉の袋で、イメージとしては風船のような感じです。

おしっこをし終わったときには、膀胱ぺちゃんこになっていますが、1分間で80mlくらいのおしっこが溜まっていきます。

そうすると膀胱はだんだんと膨らんでいくのです。

風船の空気が、膀胱のおしっこって感じです。

膀胱の容量は「最大500ml」

膀胱の容量は一般的には500mlです。

ただし、この500mlとは膀胱の我慢の限界なので、これ以上溜まったらあとは漏れるしかない状況です。

なので、大体の人は300mlぐらいでトイレに行くとされています。

膀胱は使わないと退化して頻尿の原因になる

膀胱の容量としては500mlあるのにも関わらず、わずか100~150ml溜まった段階で(ちょっとトイレに行きたいなーって思うレベル)で排尿してします方々も多くいます。

体の臓器は使わないと退化しますので、膀胱も溜めることをしないと容量がどんどんと減っていってしまいます。

なので、おしっこは少し我慢して膀胱をふくらませてから使ってあげるってことが大切なのです。

100ml~150mlでおしっこをしてしまう方は、大体排尿時にいきんでいます。

こういったいきんでおしっこをしている場合は、逆に言ってしまえば膀胱をふくらませてあげていないので、頻尿の原因となってしまいます。

膀胱の容量が小さくなってしまうと、今までの100~150mlも膀胱からしてみたら多く感じてきて、どんどんとトイレが近くなってしまいます。

膀胱を退化させないのが頻尿対策になる

一般的に1日1500ml~2000mlが理想のおしっことされていますので、1回のおしっこで200ml~300ml出すと考えると、1日6~7回おしっこをする計算になります。
1日のおしっこ量の理想 1回の排尿量の理想 1日のトイレ回数の理想
1500ml~2000ml 200ml~300ml 6~7回

ちなみに1回のおしっこの時間としては、20~30秒でいきまないでするってことが理想です。

こういったおしっこの習慣を身につけることができれば、膀胱がふくらんだり縮んだりを繰り返しますので退化せずに済みます。

これが頻尿の対策としてもかなりおすすめの方法です。

実際に内視鏡を通して見た結果、70代・80代の方でも膀胱がツルンとしていてきれいな人がいるそうです。

こういった方は、ここまでにお話させていただいたことができている方なので、たとえ年齢を重ねて前立腺肥大症などになったとしても、頻尿の症状は出ない方が多いのです。

膀胱炎とは

膀胱炎とは尿道から細菌が入り込み、膀胱で増殖することによって起きる「感染症」です。

詳しくは『膀胱炎の原因・症状・薬「膀胱炎の治し方や病院での検査について」』でお話させていただいております。

膀胱炎が女性に多い理由は、尿道の長さです。

男性と比べて女性のが尿道が短いので、細菌が膀胱まで入り込みやすいのが原因です。

膀胱炎の症状

膀胱炎の代表的な症状は頻尿です。

それ以外にも、おしっこの後にツーンとした痛み(排尿痛)があったり、ただれた膀胱粘膜からの出血で血尿がでることもあります。

しかし、慢性膀胱炎の場合、症状がほとんどわからないケースもあります。

膀胱炎の治療法

膀胱炎は抗生物質の投与ですぐ良くなります。

しかし、いったん治ってからも疲れた時・冷えた時などに再発し、治療を繰り返す方も少なくありません。

膀胱炎の原因と言われているが違うこと

ちなみに、最近はウォシュレットが普及してきたのであまり言われなくなってきていますが、膀胱炎は細菌感染によるものなので排便後「お尻を拭くとき、後ろから前に拭いてはいけない」ってことも以前はよく言われていました。

しかし、実際のところお尻を後ろから拭くと菌が尿道から膀胱に入り込んで膀胱炎になるのかと言ったら、そんなことはないとも言われています。

また、不潔な状態での性交渉が膀胱炎の原因とも言われてますが、もともと膣は無菌状態ではなく様々な菌が棲みついていますので、それだけで膀胱炎になることもないと言われています。

極端に言えば、意図的に菌を膀胱に入れたとしても、膀胱は細菌感染することはない。といったぐらいの抵抗力はあると言うことです。

膀胱に意図的に菌を入れても膀胱炎にならないのは「膀胱粘膜の免疫力・尿の流れ」により、尿道の細菌を洗い流してくれているからです。

実は、ふだんの生活でいろいろな菌が尿道から膀胱へ侵入してきますが、2~3時間に一度のおしっこで洗い流されているのです。

膀胱も尿道もおしっこが通過するときに除菌されているのです。

なので、よほどのことがない限り、汚くしていたってことが原因での膀胱炎にはなりません。

膀胱炎の原因

先ほどの話の様に、100~150mlぐらいしか溜まっていないおしっこをする習慣がある場合、いきんでおしっこをしているケースが多いのですが、こういった場合は膀胱炎になる可能性が高くなります。

こういった場合、膀胱内のおしっこが全部出しきれないケースもあり、排尿による除菌効果が薄れていきます。

つまり、こういったおしっこ習慣でいると、排尿後にも膀胱内に菌がとどまりやすい状況になってしまいます。

その上、習慣になっているのでこれが蓄積されていき、ストレス・疲労がたまったときに膀胱炎になってしまうケースが多いのです。

また、おしっこを我慢しすぎると(500ml以上溜めると)膀胱が過伸展して、血行が悪くなり膀胱壁の免疫力が下がってしまいます。

膀胱にためる尿の適正量まとめ

昔は現代と比べるとトイレに行きやすい環境ではありませんでしたので「おしっこを我慢するな」とよく言われていましたが、それから時間がたち最近では「おしっこは多少我慢するのがいい」と言われています。

どちらが本当の話だか分からなくなってしまうと思いますが、実際は「おしっこは300mlぐらいまでは我慢したほうが良い」です。

膀胱のMAX値は一般的に500mlですが、それ以上溜めると漏れてしまいますし、膀胱にとってもよくありませんのでここまでの我慢は必要ありません。

ただ、現代だと100~150ml(初めてトイレに行きたいかも?っておもったぐらいのタイミング)で、すぐにトイレに行ってしまう習慣がついている方が多いです。

こういった場合は、いきんでおしっこをしているケースが多いです。

もし自分が当てはまるようであれば、最初にトイレに行きたいって思ってから少し我慢してからトイレに行くようにしましょう。

目安は300mlです。

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