頻尿の原因

頻尿の原因を7種類に分けて解説|頻尿の原因を知り対策する

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頻尿といっても、その原因については大きく分けて7種類ほどあります。

  1. 膀胱が勝手に収縮する頻尿
  2. 細菌感染が原因の頻尿
  3. 炎症が原因の頻尿
  4. 残尿が原因の頻尿
  5. 心因性の頻尿
  6. 年をとり起こる頻尿
  7. ガンが原因の頻尿

今回は頻尿の原因について解説していきたいと思います。

膀胱が勝手に収縮する頻尿

激しくトイレに行きたくなり、我慢ができないといった症状を伴う頻尿は、細菌の感染・炎症が原因ってことが多いです。

しかし、今回解説するように「膀胱の筋肉が勝手に縮んでしまう現象」によって引き起こされるケースもあります。

こういった膀胱の病気は過活動膀胱と呼ばれています。

過活動膀胱の特徴は、急に尿をしたくなる(尿意切迫感)ことです。

イメージでお伝えすると「尿をしたくなると我慢ができない」「我慢できる時間が短い」「すぐにしないと漏れそう」って感じです。

こういった状態なので、トイレに行こうとしても間に合わず、漏れてしまう場合があります。(切迫性尿失禁)

漏らさないために、こまめにトイレに行こうとするので頻尿につながります。

こういった症状の場合、尿検査を受けても異常はなく、ガンや細菌感染なども見つかりません。

ちなみに、こういった症状の方は意外に多く、最近の調査によると40歳以上の日本人の12.4%が、過活動膀胱の症状を経験していることが分かっています。

この数値を人口の割合で計算すると、なんと810万人もの患者がいると推定されるのです。

神経系のトラブルが原因の過活動膀胱

通常、脳と膀胱は、脊髄の神経を通じて連絡を取り合っています。

簡単に言うと、尿が膀胱に溜まってくると、膀胱が脳に「そろそろですよー!」と伝えるのです。

逆に脳は、膀胱に「まだ縮んで出してはいけませんよー!」と命令を出して、尿が出ることを防いでいます。

この様な流れがありますので、脳からの命令が出されなかったり届かなかったりすると、膀胱はコントロール不能になります。

本来ならまだまだ溜めておける量の尿でも、制御することができなくなってしまうので、頻繁にトイレに行きたくなってしまいます。

この結果、尿漏れなどの症状が起きてしまうのです。

こういった排尿をコントロールする神経にトラブルを起こす代表的な病気として、脳血管障害が挙げられます。

脳出血、脳梗塞、くも膜下出血などです。

脳の血管の流れに何らかのトラブルが起こると、脳の神経がダメージを受けてしまい、その結果、膀胱との連絡がうまく取れない状況になってしまうのです。

中高年男性を悩ます前立腺肥大症

中高年男性で最もみられる頻尿の原因は、前立腺肥大症です。

前立腺は男性にしかない臓器であり、膀胱の出口から尿道の周囲を包むように存在しています。

男性は年をとると、前立腺の「内腺」という部分に良性のしこり(腫瘍)ができて、それが育ってくると全体のサイズが大きくなっていきます。

これが前立腺の肥大です。

前立腺が肥大すると必ず排尿のトラブルがあるわけではありませんが、2人に1人ぐらいの割合で問題が起きています。

この大きくなった前立腺が膀胱の出口や尿道を圧迫します。こういったことにより、尿の出始めが遅くなったり、尿に勢いがなくなったり、トイレに時間がかかったり、尿の切れが悪くなったりします。

これが、更に悪化してしまうと尿がほとんど出ない「尿閉」の状態になってしまうこともあります。

こうなってしまうと、膀胱に尿がいっぱい溜まっているのに、尿を出すことができず、非常に苦しい状態です。

前立腺肥大の場合、尿が出にくい状態ではありますが、膀胱は尿を出そうと常に無理をしている状態であり、これにより膀胱の活動が異常に高まり、過活動膀胱になってしまうケースもあります。

前立腺の肥大により、膀胱の出口や尿道を圧迫し、尿が出づらい状態になりますが、膀胱は常に尿を出そうしている結果、色々な症状がみられる状況なのです。

中高年女性に多い原因不明の過活動膀胱

ここまでに脳血管障害などの神経トラブル、中高年男性に多い前立腺肥大症についてお話しました。

しかし、実は最も多い症状は、原因が特定できない突発性の過活動膀胱です。

この症状は、一般に女性の方に多くみられます。

細菌感染が原因の頻尿

急に頻尿になる原因として最も多いのは「膀胱炎」「尿道炎」「前立腺炎」と呼ばれる、細菌の感染によって起きる症状です。

こういった部分に細菌が感染すると強い尿意が起こり、トイレが近くなって、尿漏れの原因にもなります。

尿検査によりこういった症状の診断はできますが、細菌感染が原因の頻尿は、排尿時に痛みを感じたり、下腹部痛があったり、尿が濁ったりするのが特徴です。

「膀胱炎」による頻尿

「膀胱炎」とは尿道口から大腸菌などの細菌が侵入して起こる女性に多くみられる症状です。

膀胱炎には急性・慢性とあり、細菌感染によって長期間炎症を起こして完治できない状態が慢性膀胱炎です。

慢性の場合は、抗生物質を飲み続けながら、膀胱炎になりやすい原因を調べる必要があります。

急性の膀胱炎の場合、軽傷であればトイレが近くなる、尿を出した後もまだ残っている感じがするといった症状です。

炎症が強い場合、排尿時の痛みだけでなく腰痛を伴い、尿がハッキリと濁っていたり、血尿がでることもあります。

多くは抗生物質を服用することで短期間で治ります。

注意点としては、この時に安静を保ち、水分を多めにとり、刺激物を避けた食事を心がけましょう。

「尿道炎」による頻尿

淋菌(りんきん)、クラミジア、大腸菌などの細菌が尿道に入って起こる感染症で、男性に多く見られます。

感染の原因によって症状は変わってきますが、トイレが近くなる以外にも、尿道から分泌物が出たり、排尿時に痛みを伴うケースがあります。

「前立腺炎」による頻尿

尿道から前立腺内に細菌が入って起こる感染症です。

こちらも急性と慢性とあり、急性前立腺炎の場合、尿が近くなるほかにも、高熱や排尿時の痛みなどを伴います。

慢性前立腺炎の場合、陰部の不快感や残尿感などの症状が見られます。また、慢性の前立腺炎は一般的に治りにくいものです。

炎症が原因の頻尿

検査では異常なしと言われたが、頻尿が続いたり、強い尿意、膀胱の痛みなどがある場合は、間質性膀胱炎という病気が疑われます。

間質性膀胱炎の特徴は、尿をしたくなって我慢する時の感じが、漏れてしまうというようりも痛みに近いってことです。尿を出すときよりも尿がたまっている時に痛みを感じるのです。

時には日常生活に支障を及ぼすぐらいの痛みを起こします。逆に、痛みがない程度の間質性膀胱炎の場合は、頻尿の症状が起こります。

つまり、ここまでにお話させていただいた過活動膀胱とあまり区別が付きません。

過活動膀胱の場合は、尿が漏れそうな感じが急にしてくるのですが、尿をした後はスッキリします。

しかし、間質性膀胱炎の場合、尿が少ししかたまっていない状態でも不快感がして、尿をしてもしばらくはスッキリすることがありません。

間質性膀胱炎の炎症は細菌が原因ではなく、原因という原因がハッキリしていないのです。最近の研究によって少しずつそのメカニズムが解明されてきている様です。

間質性膀胱炎は、ごくまれな病気だと今までは勘違いされていたこと、また保険適応外ってこともあり、十分な対応をしてもらえないケースがあるかもしれません。

なので、排尿のトラブルを特に専門している医師に診てもらうようにしましょう。

残尿が原因の頻尿

尿を出しきることができない為、膀胱に尿が残ってしまい、その結果トイレが近くなってしまうという頻尿の症状です。

このタイプの頻尿の場合、排尿のときに力まないと出なかったり、尿の出が悪かったり、尿の線が細かったりといった症状を伴うことが特徴です。

こういった頻尿の原因は、前立腺肥大症、前立腺がん、尿道狭窄など、尿道の通りが悪くなる病気です。

これ以外にも、子宮を摘出する手術、脊髄のけがの後遺症、糖尿病などが原因で、膀胱の神経麻痺が起こった場合も考えられます。

こういった頻尿は、膀胱が小さくなって尿がをためておけなくなったわけではなく、1回の排尿で出せる量が減って何回もトイレに行かないといけない状況です。

心因性の頻尿

実際に起きている症状が頻尿だけであり、尿が残っている感じや尿を出している時に不快感がない場合は、精神的なものから起こる心因性の頻尿が考えられます。

こういった心因性の頻尿の場合、寝ている時やリラックスしているときには症状はありません。

大勢の前で何か発表する際など、緊張するとトイレに行きたくなることは、大抵に人々が経験することですので、特別異常という訳ではありません。

しかし、トイレの回数が異常に増えたりすると生活・仕事にも支障がありますし、他の病気の可能性だってあります。

心因性の頻尿の場合、カウンセリングを受けたり、不安を抑える薬・漢方・サプリなどがお勧めです。

こういったことで気分が軽くなり、症状が改善することも珍しくありません。

年をとり起こる頻尿

年齢を重ねることにより、男性も女性も関係なくトイレが近いと感じることはあります。

特にお年寄りでは、夜寝ている時に何度もトイレに起きるといった夜間頻尿が多く見られます。

これは、膀胱も年を取ることが関係していて、膀胱が少しずつ硬くなってきて、肝臓をはじめとする内蔵の機能も段々弱まってくるためです。

こういったことにより、尿をたくさん溜めておくことができない、寝ている間に尿を減らすメカニズムが若い時よりうまく機能しない、といった現象が起き頻繁にトイレに行くことになります。

他には、脳血管障害や前立腺肥大症といった病気の影響を受けているケースや、尿の量が増える作用のある薬を処方されているためってこともあります。

後は、単純にお茶を飲む回数が増えているなど、お年寄りの場合はいろいろな原因が考えられるので、生活全体を見直して原因を考えることが大切です。

ガンが原因の頻尿

膀胱がんや前立腺がんが原因で頻尿になることもあります。

膀胱がんは、膀胱炎のような症状が見られ、血尿がでたりするケースもあります。

膀胱炎の症状が強い膀胱がんの場合は、悪性のがんであることが多いので、早めに診察を受けるようにしましょう。

前立腺がんは、症状が出にくいがんです。

症状が出る場合は、前立腺肥大症と同じ様に、尿が出にくい、トイレが近いといったことから始まります。

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