頻尿の原因

夜間頻尿の原因は3つある!夜間頻尿の原因を知って対策する

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夜間頻尿とは、寝ている間にトイレに行きたくなって起きる状態のことを言います。

起きてしまう回数は1回なら、夜間頻尿の予備軍って段階ですが、2回以上は夜間頻尿と言われています。

今回は、なぜ起きている時より、寝ている時のがトイレに行く回数が少ないのか?って部分から、夜間頻尿の3つの原因までをお話していきたいと思います。

寝ている間の尿は濃くて少ない

一晩ぐっすりと眠り、翌朝目覚める。これは凄くスッキリして気持ちのいいものですね。

通常、健康な人は日中4~7回程度トイレに行きますが、寝ている間は全く行かないか、行っても1回くらいです。

これは、寝ている間に作られている尿の量が、日中に比べて少なくなる仕組みがあるからです。

この仕組みについて少しお話します。

抗利尿ホルモンという、脳下垂体後葉(のうかすいたいこうよう)から出るホルモンがあります。

抗利尿ホルモンは、肝臓で作られる尿を濃くする機能を調整していて、日中は少なく夜寝ている間はたくさん分泌されています。

これが分泌されると、尿は濃縮されて量が減り、分泌が減ると尿はうすくなり量が増えます。

こういったことから、寝ている間は濃い尿が少しずつ作られ、尿意で頻繁に目が覚めることがないのです。

朝起きて、一番最初に出る尿が濃いのはこういったことが理由です。

夜間頻尿になる「3つの原因」

この様に、寝ている間に作られる尿の量は濃く少ないのですが、それでも寝ている間にトイレに行きたくなり目が覚めることを「夜間頻尿」と呼んでいます。

夜間頻尿は、女性も男性も高齢になるほど増加していきます。

最近の調査では、50代では約60%、80代では約90%以上の人々が、夜間に1回以上トイレに行くと回答されています。

こういった夜間頻尿の原因となることをいくつか紹介したいと思います。

夜間頻尿は大きく分けて3つ原因があります。

夜間頻尿になる「3つの原因」

夜間頻尿の原因1:作られる尿の量が増える場合

夜間頻尿の原因2:一回で出る尿の量が少ない場合

夜間頻尿の原因3:睡眠トラブルの場合

この3つのタイプの夜間頻尿の原因についてお話していきます。

夜間頻尿の原因1:作られる尿の量が増える場合

夜間頻尿の最もシンプルな原因として、寝ている間に作られる尿の量が多いってことが挙げられます。

これを「夜間多尿」といいます。

夜間多尿と診断される目安は、1日の尿のうち35%以上が夜間にでる状態、もしくは、体重1kgあたり10ml(体重が50㎏なら500ml)よりも多く尿がでる状態です。

単純に夜寝ている時に作られる尿の量が増えれば、トイレに行く回数も増えますね。

では、尿の量が増える原因を紹介します。

加齢による夜間頻尿

年をとるにしたがって、心臓や腎臓の機能が低下します。

その為、全身の活動量が多い昼間は、必要な量の尿を作るところまで力が回らなくなってしまいます。

その結果、活動量が少ない夜間に、尿が作られるようになります。

また、年をとると、先ほどお話にでてきた抗利尿ホルモン(肝臓で作られる尿を濃くする機能を調整しているホルモン)が、十分に分泌されなくなってきます。

こういったことが原因で、夜間の尿量が増える傾向にあります。

薬による夜間頻尿

服用している薬の影響で、尿の量が増える場合もあります。

高血圧に使われる降圧薬や心臓病に使われる強心剤には、尿の出をよくするはたらきである利尿作用があります。

こういった薬を飲んでいて、夜間頻尿に悩んでいる場合は、かかりつけのお医者さんに相談してみましょう。

主な降圧薬の分類と、代表的な商品名を載せておきます。

分類 商品名
利尿薬 フルイトラン、ラシックス、オイテンシン、アルダクトンAなど
βブロッカー インデラル、ミケラン、テノーミン、カルビスケン、メインテート、セロケン、セレクトールなど
αブロッカー ミニプレス、バソメット、デタントール、エブランチル、カルデナリンなど
αβブロッカー アーチスト、ローガン、アルマールなど
カルシウム拮抗薬 アダラート、ペルジピン、ニバジール、カルスロット、ヒポカ、バイミカード、コニール、アムロジン、セパミット、ヘルベッサーなど
ACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害薬 カプトリル、セタプリル、アデカット、チバセン、ロンゲス、タナトリル、コナン、レニベース、インヒベース、エースコール、コバシルなど
AⅡ(アンジオテンシンⅡ)受容体拮抗薬 ニューロタン、ブロプレス、ディオバンなど

水分の摂り過ぎによる夜間頻尿

これは、単純にお茶などの水分を摂り過ぎていることが原因で頻尿になっているケースです。

特に自宅に長くいる女性や、高齢者の方々でこのケースは少なくないです。

厄介なのは、普段の生活で水分を多く取っている状態なので、自覚症状がないって部分です。

成人の場合、1日に1~1.5リットルの尿が出れば、水分は十分取れていると言えます。

水分の摂取が多い人の場合、1日に2~3リットルも尿が出る人もいます。

こういった場合は、摂取する水分の量をを減らすだけで、夜間頻尿が改善されます。

また、糖尿病の場合、糖分が尿に出る時に水分も一緒になって出るので、夜間の尿の量が増える場合もあります。

夜間頻尿の原因2:一回で出る尿の量が少ない場合

1回のトイレで出る尿の量が少なければ、その分何度もトイレに行くことになります。

1回のトイレで出る尿の量が減る理由としては、膀胱の機能異常である過活動膀胱や、尿が出し切れないで残尿が多い状態、膀胱が小さくなってしまった状態などが挙げられます。

過活動膀胱による夜間頻尿

過活動膀胱では、膀胱の筋肉の活動が異常に活発になり、尿をためている時に突然トイレに行きたくなったり、我慢が出来なくなったり、しょっちゅうトイレに行きたくなります。

また、過活動膀胱が悪化すると尿漏れを起こしてしまう場合もあります。

過活動膀胱は頻尿の原因を7種類に分けて解説で詳しくお話していますが、いろいろな原因があります。

例えば、脳出血や脳梗塞などの脳血管障害が原因で、排尿をコントロールする神経がうまく働かない場合です。

また、中高年の男性では、前立腺肥大症が過活動膀胱の原因となっている場合もあります。

過活動膀胱の原因は、これ以外にも突発性のものもあります。

残尿が原因の夜間頻尿

前立腺肥大症や糖尿病による神経障害を起こした膀胱では、尿が出しきれない状態になってしまいます。

すると、一回に出せる尿の量が減ってしまうので、その結果トイレに行く回数が増えてしまいます。

前立腺肥大症では、過活動膀胱を併発することもありますし、糖尿病では夜間の尿の量が増えたり、心臓や腎臓の機能が落ちていたりするので、さらに夜間頻尿が酷くなります。

また、脳血管障害や他の神経系の病気でも同じ様に、残尿が多くなります。

膀胱が小さくなったための夜間頻尿

膀胱が小さくなってしまったため、溜めておける尿の量が減り、その結果夜間頻尿になるケースです。

膀胱が小さくなる原因は、病気によって萎縮してしまう場合があります。

最近は非常に少なくなりましたが膀胱結核では膀胱が小さくなります。

また、長い間の細菌感染や炎症で膀胱の炎症が続いた場合も、膀胱壁の組織が引きつれて硬くなり、膀胱そのものが小さくなります。

加齢でも同じ状況になりますので、年を取るごとに膀胱はだんだん小さくなっていきます。

他には、何らかの手術で膀胱の一部を取ったりした場合は、膀胱の容量が少なくなりますので、頻尿の原因になります。

夜間頻尿の原因3:睡眠トラブルの場合

本当はトイレに行きたいって訳ではなかったが、目が覚めてしまったのでトイレに行ったことを、夜間頻尿だと思い込んでいる場合があります。

これは、眠りが浅い、夜寝ている間に起きてしまう、といった睡眠トラブルが原因です。

例えば、夜周りがうるさい、寝室が寒いまたは暑い、心配事、ストレスが溜まっているなどありませんでしょうか?

こういったことにより、本人はただ起きてしまっただけなのに、それをトイレに行きたくて起きてしまった、尿意で目が覚めてしまった、と勘違いしてしまうケースです。

まずは、排尿のトラブルがないことを確認し、自然な睡眠リズムが取り戻せるように、日中に軽い運動をしたり、日を浴びたりすることから始めましょう。

睡眠が深くなれば、夜間の尿意は減ってきます。

高齢者の場合は、メラトニンという睡眠を誘う物質の量が、年をとると減ってくるので、日中に軽い運動をしたり、日を浴びたりするってことを意識しましょう。

夜間頻尿の原因のまとめ

通常、健康な人は日中4~7回程度トイレに行きますが、寝ている間は全く行かないか、行っても1回くらいです。

抗利尿ホルモンのお蔭で、寝ている間に作られる尿は濃くなり量は減るためです。

夜間頻尿の原因は、以下の3つありました。

夜間頻尿の原因1:作られる尿の量が増える場合

夜間頻尿の原因2:一回で出る尿の量が少ない場合

夜間頻尿の原因3:睡眠トラブルの場合

作られる尿の量が増える原因は、加齢により抗利尿ホルモンが十分に分泌されなくなることや、服用している薬の影響で尿の量が増える場合や、単純に水分を摂り過ぎている場合です。

一回で出る尿の量が少なくなる原因は、過活動膀胱が原因であったり、残尿により尿が出しきれない状態であったり、尿をためている膀胱自体が小さくなっている場合でした。

また、睡眠トラブルにより、本来は頻尿ではないがトイレに行きたくなって起きてしまったと勘違いしてしまうケースもあります。

一言に夜間頻尿と言っても、その原因は様々ですので、自分はどのケースなのか一度確認してみましょう。

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