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おしっこのメカニズム・膀胱(蓄尿)・尿道(排尿)について

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自分が頻尿かも?って思ったりしないと普段はあまり気にしない「おしっこ(蓄尿・排尿)のメカニズム」について今回はお話したいと思います。

私たちは普段、当たり前の様にトイレを使っていますが、実は脳から膀胱までの神経が協調して行っている、レベルの高い行為なのです。

おしっこ(尿)は体のここで作られている

「泌尿器」と聞いたことがあると思いますが、こちらが尿を作り、蓄え、体の外に出すまでの道筋をつかさどっている器官です。

この泌尿器は腎臓・尿管・膀胱・尿道です。

泌尿器の役割

腎臓:尿を作る

尿管:作られた尿を膀胱へ運ぶ管

膀胱:尿を蓄える場所

尿道:膀胱に溜まった尿を体外へ出す管

ここからは、各箇所についてもう少し詳しくお話していきます。

腎臓(じんぞう)

腎臓はウエストあたりの位置で、背骨を挟んで左右に1つずつあります。

握りこぶしぐらいの大きさで、そら豆の様な形をしています。

血液のリサイクル工場とも言える腎臓は、血液の成分や量がいつも同じような状態に保たれるように、バランスを取ることが仕事です。

なので常に血液が送り込まれていて、その量は、1分間に約1リットル、1日に約1.5トンです。

この大量の血液を腎臓が濾過(ろか)して、使える成分と使えない成分に仕分けしています。

この時に、血液にとって余分な水分や塩分は廃棄処分として別のルートに送り出されるのですが、これが尿の正体なのです。

ちなみに、1日に作られる尿の量は、牛乳瓶7~8本と言われています。血液の1000分の1の量が尿になるのです。

尿管(にょうかん)

腎臓で作られた尿は、次に腎杯(じんぱい)というさかずきのような形をした部分で受け取られ、腎盂(じんう)と呼ばれる場所に一時的に集まります。

腎盂にたまった尿は、次に尿管へと流れていくのです。

尿管は、平滑筋(へいかつきん)と呼ばれる筋肉でできており、伸びたり縮んだりする運動(ぜん動運動)を繰り返しています。

尿は重力で下がってきているだけではなく、このぜん動運動によって膀胱へと運ばれているのです。

膀胱(ぼうこう)

尿管から流れてきた尿が溜まる場所が膀胱です。

膀胱は、袋の形をしていて内側は水を通さないように粘膜で覆われていて、外側は排尿筋と呼ばれる筋肉がぐるりと取り巻いています。

この排尿筋は、尿がたまってくる間はゆるんでいますので、袋が広がりたくさんの尿を受け入れることができるのです。

通常、膀胱がためることができる尿の量は300ml~500mlです。

凄く我慢をすると500ml以上溜めることもできると言われていますが、こういった状況を続けていると膀胱に大きな負担をかけるだけでなく、膀胱の筋肉やさらには腎臓にも障害を起こしてしまいますので、トイレの我慢はなるべく避けましょう。

尿道(にょうどう)

膀胱にたまった尿を体外へ出すための管を、尿道と言います。

尿道の形と長さは男女で違います。

  • 男性:20cm~25cm
  • 女性:3cm~5cm

一見、尿道とはただの尿の通り道の様な感じがしますが、実はそれだけではありません。

尿道の途中には、尿道括約筋(にょうどうかつやくきん)と呼ばれる筋肉があり、バルブ(栓)の役割を果たしているのです。

おしっこが出そうなときでもトイレに行くまで出しません。これがバルブが締まっている状態です。

トイレについて排尿する時に、自分の意思でバルブを開けます。また最中に止めることもできますが、これはバルブを閉めている状態です。

このバルブが尿道の途中にある尿道括約筋なのです。

おしっこ(尿)はどのように体外へ出ていくのか!?

私たちは尿を出したり、溜めたり当たり前の行為としていますが、実はその陰では膀胱の筋肉(排尿筋)と、尿道の筋肉(括約筋)の息の合った連係プレーがあるのです。

尿をためている時

尿をためている時は、膀胱の排尿筋はゆるんでいる状態であり、逆に尿道の括約筋は締まっています。

括約筋は、尿がたまればたまるほど締まっていき、尿が漏れることを防いでくれているのです。

尿を出そうとする時

逆に、尿を出そうとする時は、今まで締まっていた尿道の括約筋は一気にゆるみ、尿道を開きます。

反対に、ずっとゆるみ続けていた膀胱の排尿筋は縮みます。

膀胱の筋肉(排尿筋)、尿道の筋肉(括約筋)の連携プレー

こういった膀胱の筋肉(排尿筋)と、尿道の筋肉(括約筋)がとる正反対の動き、この連携プレーにより私たちは膀胱が空っぽになるまで尿を出すことができているのです。

おしっこ(尿)が出ていく時の脳の働き

尿をタイミング良く出すための作業は、脳から脊髄にかけての神経が大切な働きをしてくれています。

膀胱に100ml~200mlほど尿がたまってくると、膀胱にあるセンサーから脊髄を通って脳にまで伝えます。

これが尿意をもよおすタイミングです。

しかし、ここから私たちはトイレを我慢したりしますね。

この状況は、脳から膀胱へまだ尿を出してはいけないと指令をだし、それを膀胱がしっかりとキャッチしている状況です。

この指令が変わらない限りは、膀胱が縮まることはなく尿をため続け、尿道括約筋のバルブも強く締まります。

しばらくして、私たちがトイレに行くと、脳から「尿をだしていいよ」といった信号が脊髄を通って尿道や膀胱の神経へ伝わります。

すると、膀胱の筋肉が収縮して、尿道の括約筋がゆるみ、思っているタイミングで尿を出すことができるのです。

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